前回HEMSの記事を書いたあと、更に各社のHEMSを比較しました。
HEMSコントローラーは国内の代表的な企業は結構参入していますが、比較的情報を公開しているメーカーのWebサイトから出来る限りの情報を調べて比較表を作成しました。
HEMS比較.pdfこちらの比較表で、どのメーカーのHEMSコントローラが何の機器に対応しているのかがわかるようにしてみました。ただし情報に間違いがある可能性は大いにありますw
メーカーがすべての情報を公開していないのと、常にアップデートがかかっている可能性があるためです。
この比較を見るとわかりますが、Panaと東芝の一騎打ちですね。
三菱は独自路線で行こうとしていますが、マニアックすぎる感じです。
コントローラーを出していないけど、ECHONET-Lite対応の機器を発売しているダイキンに対応状況を確認してみました。
Q1.DAIKINのエアコンはHEMSでどのようなところまでやりとり可能でしょうか?
A1.現状で、まだ決まっておりません。
Q2.ECHONET-Liteに関して、各メーカーの連携テストはどの程度まで進んでいるのか?
A2.現状、ECHONET-Lite規格対応のメーカー様数社と、基本運転操作の動作確認
試験が終った程度の進捗となります。
HEMSメーカー様も、どの様な画面操作になさるか作成検討中と聞いております。
申し訳御座いませんが、HEMSメーカー様の開発も絡みまして、完了目処も現状
決まっておりません。
なるほどですね〜
製品が先か規格が先か。当然規格が先なのでしょうが、本当に動くのかどうか難しいところなのでしょう。がんばって実装したところでまだメーカーにメリットがあるようなものでも無いっぽいですしね。
しかし対応機器を発売しているのに決まってないとは・・・危険な香りがしますね!
さて、東芝の場合洗濯機等もHEMSに対応させようとしています。すでに対応機器は発売されていますが1機種しか無いので全く選択肢がありません。しかもオプション扱いで5万近い通信アダプターの増設が必要になるみたいです。また冷蔵庫とリンクして庫内の画像をカメラで送信とか、私のような物好き垂涎の機能が搭載されております。東芝頑張ってますが、HEMSサービスが有料なのはマズイですね。他社で有料は無いですから。
と、なるとやはりPanasonic一択となるようです。
Panasonicも対応機器が多いのは多いのですが、やはり別売りオプションをかなり要求されます。特にPanasonicのスマートHEMS構想においてその真価をフルに発揮したければ「住まいるサポE型」の導入を避ける事が出来ません(インターフォンのクセに超高いw)。これはWebブラウザ機能を持ったインターフォンと言ってよいでしょう。この機器を導入することで火災センサーやら防犯センサーやらの機能をリンクさせることが出来るようです。もちろんAiSEGの画面を表示させることも出来ます。ほとんど見ないと思いますがw
このセンサー群とAiSEGがどの程度リンクするのかは未知数です。ひとまずこちらを導入してレポートしたいと思います。
初期段階の構成図を書いてみました。

スマートコスモの端子数と定格がまだ未定であります。
あと、最近知ったのですがOPENECHOなるものがあるようです。
OpenECHOこれを利用して自分でプログラムを書くということも出来そうです。
これは後でやってみたいですね。
posted by iWorks at 01:00|
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